本記事ではビットコインのブロックチェーンに永久に消えないメッセージを埋め込む方法について解説します。
OP_RETURN
ビットコインはOP_RETURNという命令を使うことで任意の80byteデータを記録出来ます。
本記事では技術的詳細は省きます。詳しく知りたい方は下記のサイト等を参考にして下さい。
Bitcoinのブロックチェーンに任意の80byteデータを刻みこむ
メッセージを刻む方法
Electrumのインストール
メッセージを刻む方法は色々あるのですが、今回はElectrumを使用します。
Electrumのインストール方法については以下の記事を参照してください。
インストールが完了したら、Electrumへ少額のビットコインを送金してください
(100円もあれば十分です)
ビットコインの受け取り方についても上記記事で解説してあります。
メッセージのエンコード
ビットコインに刻むメッセージは16進数にエンコードする必要があります。
埋め込みたいメッセージを以下のサイト等に入力し、16進数に変換してください。
バイト数の確認
記録できるデータの上限は80byteです。
先ほど変換した16進数を下のサイト等に入力し、バイト数(UTF-8)が80byteを超えていないか確認してください。
超えている場合は残念ながらそのままでは記録できないため、メッセージを削って80byte以内にしましょう。
メッセージの送信
いよいよメッセージをブロックチェーンに送信します。
以下の点に注意してください。
先ほどインストールしたElectrumを起動します。
「送信」タブを開き、送信先に
OP_RETURN<半角スペース><16進数化メッセージ>
を入力。
金額を0BTCに設定し、支払いボタンをクリック。
「トランザクションを確認」ウィンドウが出ます。
送付金額が0BTCであることを再度確認し、適当な手数料を設定します。
パスワードを入力したら「送信」ボタンをクリック。
以上でメッセージが送信されました!
メッセージの確認方法
「履歴」タブから確認したいトランザクション上で右クリック後、
「ブロックエクスプローラーで閲覧」をクリック。
DETAILSをクリックするとメッセージを確認できます!
まとめ
以上、Bitcoinのブロックチェーンにメッセージを刻む方法についての解説でした。
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